【特集】海の京都・京丹後の知られざる魅力

今や国内のみならず、世界的な観光都市として絶大なる人気を誇る古都・京都。昨年(2016年)京都市内を訪れた観光客は5000万人を超え、観光客の消費額は過去最高を更新し、初めて1兆円を超えたとも言われています。




京都市内については、敢えてここで言わずとも、テレビ・雑誌・書籍・ウェブなどの各メディアで絶えず取り上げられ、その魅力についてはあらゆる角度から紹介されています。


しかしながら、いつもメディアで取り上げられるのは清水寺、伏見稲荷、金閣寺、銀閣寺などの有名な観光スポットが点在する京都市内に限られ、実は京都市外のことについては触れられていないことが多いのが現状です。


今回はそんな現状も鑑み、敢えて京都市内からは離れ、京都最北端に位置する「京丹後市」についてご紹介していきたいと思います。偶然にも色々なご縁が重なり、この度京丹後へ足を運ばせていただくことになったのですが、筆者自身、京都市外のことについては何の知識もなく、全く未知な場所でした。しかし、実際に足を運んでみると、京都市内に限らず、京都にはこんな素敵な場所があったのか!と驚きと発見の連続で、もっと多くの人にこの場所を知ってもらいたいと思ったのが率直な気持ちです。


そこで今回は京丹後の魅力に迫りたいと思います!


海の京都・京丹後の魅力



京丹後市は、京都府の最北部に位置する人口6万7000人ほどの街です。日本海に面し、「海の京都」とも呼ばれ、数々の名産と季節ごとに楽しめる体験施設やアクティビティがたくさんあることから、今訪れるべき観光スポットとしても注目を浴びています。


そもそも「京都=古都、日本文化、寺社仏閣」というイメージがあまりにも強いためか、京都に海があることさえもあまり知られていません。しかも日本海の海というと、深く濃い青色の海を思い浮かべる人も多いかと思いますが、京丹後の海は海底が見えるほど透き通っています。


また、夏は比較的波が穏やかなため、海水浴場もたくさんあり、カヤックや今流行りのSUPなどのマリンスポーツを楽しむことができます。




その他にも、京丹後市の周辺には訪れるべき観光スポットはたくさんあります。日本三景として有名な「天橋立」も、あまり京都にあるとは知られていませんが、実は京丹後市のお隣り宮津市に位置します。また、船の収納庫の上に住居を備えた伝統的建造物「舟屋」住居が立ち並ぶ地区も同じく京丹後市のお隣り与謝野郡伊根町にあり、観光するには飽き足らない場所となっています。



※日本三景「天橋立」


カニ、ちりめん、岩ガキ、ばら寿司!美食の街・京丹後



京丹後はもともと、冬のシーズンを迎えると「間人蟹」という京丹後名産のカニがよく採れるため、それを目的にたくさんの観光客がこの地を訪れていました。しかし、冬以外のシーズンとなると、観光客を惹きつけるものに乏しく、何か手を打たなくてはならないと考えたときに、「食」というキーワードが上がったそうです。なぜなら、京丹後市の「食」に対する調査を行ったところ、その評価や満足度が非常に高かったそうなのです。そういった経緯から、今後は「食」を軸に観光客の誘致を図っていく方針とのことです。




そして、これからのまちづくりにおいて模範となる街が海を渡ったラテンの国 スペインにあるといいます。その街は「サン・セバスチャン」という人口18万人ほどの小さな都市でありながら、2014年には米・大手旅行雑誌が選ぶ「ベストフードシティ」において、見事あのパリを抜き、世界一に輝いたまさに美食のまち。


京丹後はスペインの「サン・セバスチャン」を良い例に、地元で採れる食材や名産を活用した商品づくりを試み、プロモーションを推し進めていくそうです。今後、様々な名物商品や有名店が京丹後を舞台に生まれてくるのかと思うと、楽しみで仕方がありませんね。


京丹後の自然に触れ、暮らしを味わう旅

京丹後は海、山、川が揃う自然豊かな土地柄ということもあり、やはり都会の生活とはかけ離れた田舎暮らしやアクティビティを体験できる場所でもあります。


そこで、最後にシェアチケットがオススメするアクティビティが楽しめる宿。田舎暮らしが体験できる民宿などをご紹介していきたいと思います。


名物女将が営む、体験&宿泊が楽しめる宿「とト屋」



京丹後は海にも山にも恵まれた土地柄、様々なアクティビティが楽しめる場所でもあります。だからこそ、ただの温泉旅行だけではもったいない!ということで、「とト屋」さんではなんと45の体験プログラムを用意しています。漁師体験や握り寿司体験。中でも人気なのは丹後のイタリアと言われるほどの透き通ったブルーが美しい青の洞窟・愛の洞窟体験ツアー。名物女将が企画する体験はどれも魅力的なものばかりです。




京丹後でアクティビティも食事も宿泊も全て楽しみたいなら、是非オススメしたい宿です。








築100年以上の古民家を改装した農家民宿「吉庵」


吉庵はオーナー自らの手で古民家を再生させた農家民泊で、自然豊かな立地、築100年を超える木造建築、さらには、今となっては珍しい囲炉裏のある居間。まるでタイムスリップしたかのような非日常空間の中で特別な宿泊体験を得ることができます。




広い外庭には畑があったり、手作りの露天風呂、さらには、BBQが楽しめるウッドデッキなど、大人でもワクワクすること間違いなしの設備が盛りだくさん。童心に帰って、思う存分田舎暮らしを楽しむことができます。



夜は地元の食材をふんだんに使った料理に舌鼓。上の写真のように囲炉裏を囲いながら、オーナー自ら目の前で海鮮やお肉を焼いてくれたりもします。



食事の後は、蔵を改装したシアタールームで映画を楽しむことも。もともと蔵だったとは思えない充実した設備で仲間と共に最高のひとときを。これだけの充実した施設と内容でありながら、宿泊は平日であれば食事付きで6500円と驚きの宿泊料金です!




合宿や企業研修にも活用できる一棟貸し古民家「あられ 山村塾」



こちらはまるまる一棟貸しが可能な古民家「あられ 山村塾」。企業研修や大学生のゼミ合宿などで利用されることが多いそうで、グループでの宿泊が可能です。周りは山々と田んぼに囲まれた場所で、大自然の中にぽつんと佇む古民家です。




団体で宿泊できる施設をお探しの方にはうってつけの場所だと思います。




移動手段は「ささえ合い交通」が便利

京丹後は京都最北端のまちということもあり、移動手段に不安を感じる人も多いかと思います。


もちろん京都市内や有名な観光都市と比較すれば不便に感じるかもしれませんが、京都駅からは一日数本直通バスが出ており、移動時間は約2時間ほどなので、朝京都を出発すれば、昼頃には京丹後に到着します。また、電車でも特急電車を乗り継いで京丹後まで向かうことができます。丹後町内の移動であれば、車がなくても「ささえ合い交通」という地元の方が自家用車で運転してくれる新しい移動手段(*公共交通空白地有償運送。運行は地元のNPO気張る!ふるさと丹後町)で自由に動くことが可能です。




「ささえあい交通」はUberのアプリベースのICTシステムを活用した運送サービスで、法定要件を備えた運転者と登録済みの自家用自動車が交通空白地における交通ニーズにこたえるために導入されました。


こちらは丹後町内であれば、Uberアプリを用いて、丹後町内で乗車して京丹後市内のどこにでも、移動したいときにいつでも移動することができます(運行日時は、365日、8am-8pm)。ささえ合い交通のドライバーは全員地元の方なので、普通の旅行では訪れる事ができない丹後町の絶景を案内してくれるかも!?京丹後(丹後町)へ訪れる際には是非利用してみてください(詳細は以下の案内をご覧ください)!




また、「ささえ合い交通」の乗車の仕方・お支払いについては2つの方法があるので、どちらかの方法でご利用ください(詳細は下記より)。




今回の京丹後特集はいかがだったでしょうか?「京丹後」はまだまだ認知の少ない場所ではありますが、今回の訪問を通して、観光地としてのポテンシャルはすごく高いなと個人的に感じました。また、京都でありながら、海も山も川もある恵まれた自然環境の中で、京都市内からも車やバスを使えば2時間ほどで行けるという程よい距離感のため、2拠点生活も十分実現できる場所だと思います。


まずは百聞は一見に如かずということで、是非旅行気分で一度ふらりと訪れてみてください。京都の新たな一面を垣間見ることができるはずです。


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アメリカ法人 ディレクター。宮城で生まれ育ち、大学から東京へ上京し、海外での滞在を経て、今現在は京都で事業を行なっています。あらゆるモノ・コト・ヒトに対する「シェア」の価値を世界中に広めていきます!
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