【第4回】理想の滞在のススメ〜小世界旅社〜

穴場の名所がたくさん!ゆったりと観光を楽しむ北大路エリア


京都観光と言えば、誰もが知る清水寺、金閣寺、銀閣寺、嵐山などが定番スポットとして挙げられるかと思います。しかしながら、桜や紅葉などが最盛期を迎える観光シーズンとなると、定番スポットには世界中から観光客が押し寄せるため、想像を超える人混みがそこには待ち受けていることを覚悟しなければなりません。そのため、ゆったりと観光を楽しみたいという方には、多少なりともストレスを抱えながら街歩きをしなければならないのが今の現状です。


しかし、少し視野を広げて別のエリアに目を向けてみると、意外にもこんな場所にこんな観光名所があったのと驚くくらい、京都の各エリアに穴場の名所が点在しています。そこで今回ご紹介するのは、京都市内の北に位置する京町家ゲストハウス「小世界旅社」さん。小世界旅社がゲストハウスとしてオープンしたのは時を遡ること14年前。まだゲストハウス自体もごく少数しかない時期から宿運営をされているオーナーの岡村さんにゲストハウス滞在時のオススメの過ごし方、そして北大路エリアのオススメスポットについてお話を伺ってきました。


京都の老舗ゲストハウス!レトロな雰囲気漂う京町家


岡村さん:「小世界旅社」は、14年前にオープンしたゲストハウスです。築100年程度の京町家を改装して作りました。もともとバックパッカーであちこちを放浪するのが好きで、途中資金作りのため働いた時期も挟むのですが、アジアを中心にかれこれ10年くらい旅をしていました。


ただ、昔から飛行機が大の苦手で、海外へ旅をしに行く際は船で中国まで行って、そこから陸続きでアジアを回っていたりしました。そのままインドまでたどり着き、インドには最大で半年いた時期もありましたね。旅をしていた時期はお金もなかったので、利用する宿泊場所はやはりゲストハウスやホステルを主に利用していました。国内では沖縄に「月光荘」という有名というか伝説的なゲストハウスがあり、何度か宿泊しました。うちのゲストハウスもよく「京都で一番古いゲストハウスですよね?」という質問されることがあるのですが、実は近くに「タニハウス」というゲストハウスがあって、そこが運営を開始したのは、なんと前の東京オリンピックが開催された年だそうです。なので、「小世界旅社」はそことだけ比べると、まだまだ新参者です。



昔はバックパッカーの旅行者が宿泊されるケースが多かったのですが、今はバックパックよりスーツケースを片手に宿を訪問される人が多くなってきたような気がします。ただ、基本的にはドミトリー部屋がメインの宿になるので、お一人様やカップルなど、転々と旅を続けている方が多い印象です。






ゲストハウス滞在時の理想の過ごし方

宿周辺のエリアには実はお茶関連のお店がたくさんあります。茶道具屋さんなんかもありますし、実際に茶道体験ができる施設もあるため、お茶に興味のある方や京都ならではの体験を楽しみたい方にはオススメの場所なのではないかと思います。また、小さい和菓子屋さんも点在しており、なかでも「嘯月(しょうげつ)」という和菓子屋さんは、完全予約制のお店なのですが、全国から和菓子好きの方が挙って訪れる名店です。事前に電話予約をしなければいけませんが、是非京都の和菓子を堪能したければ、訪れて損はないお店だと思います。


(pic by:https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/imslotter/20170606/20170606091746.png)

その他にも京の精進料理を食べたければ、「泉仙」はオススメです。大徳寺の中にある和久傳という和食屋ではそば料理を楽しむことができます。また、京都はコーヒーやパン屋が有名でもあるので、色々なカフェや喫茶店を回ってみるのも面白いと思いますよ。


「小世界旅社」オーナー岡村さんが提案する「モデルプラン」


①小世界旅社→②大徳寺(茶体験)→③今宮神社→④鷹ヶ峰・源光庵→⑤金閣寺→⑥船岡温泉(銭湯)

私が思う京都の魅力

(pic by:http://mksquare.sakura.ne.jp/magimg/coolum20/japan_kyoto_1914.jpg)

京都の魅力は、古いものと新しいものが良いバランスで混ざり合っていることだと思います。東京だと圧倒的に新しいものが多いと思いますが、少なからず抱いているであろう東京に対する対抗意識が京都独特のカウンターカルチャーを作り上げているのではないでしょうか。また、京都は第二次世界大戦中、空襲に遭っていないため、街中を歩いていても昔の街並みを想像しやすい点も魅力だと思います。


歴史が断続的にではなく、重層的に積み重なっているため、その当時の暮らしの痕跡が至る所に残っており、古い地図を持ち歩きながら市内を巡っても面白いかと思いますよ。その他にも世界中のセレブがお忍びで訪れる場所でもあり、教科書の歴史に載っているような偉人たちの生家やお墓などが身近な場所に点在しています。「こんな場所に紫式部のお墓が!?」なんていうスポットが突如現れたりするので、旅行者の方には、アンテナを張り巡らせながら、想像力豊かに街歩きを楽しんでいただければと思います。とはいえ、旅行の楽しみ方は人それぞれなので、あくまで参考程度に聞いていただければ。京都には本当に旅行の楽しみ方がたくさんあるので、自分なりの楽しみ方を見つけ、一度ではなく、何度も訪れてもらって、より京都のことを好きになってもらえれば何よりです。



いかがだったでしょうか?ゲストハウスの歴史、さらには、京都の北側エリアのオススメスポットもたくさん聞くことができたかと思います。ゲストハウス好きの人であれば、知っている人も数多いという京都の老舗ゲストハウスなので、是非京都へ訪れた際は利用してみてください。


小世界旅社のオーナー岡村さん、今回はありがとうございました!





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アメリカ法人 ディレクター。宮城で生まれ育ち、大学から東京へ上京し、海外での滞在を経て、今現在は京都で事業を行なっています。あらゆるモノ・コト・ヒトに対する「シェア」の価値を世界中に広めていきます!
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