鮮やかな緑に包まれて、新しい幸せを呼びこむ旅

蝉の声も聞こえる季節になりました。


夏の京都と言えば、青もみじの美しい季節。そして桜や紅葉の季節に比べると観光客も少なく、静かにのんびりと観光しやすい時期でもあります。

中でも特に静かに観光ができる夏休み前に、京都の有名スポットを巡ってみることにしました。


今回の旅のメインは正寿院(しょうじゅいん)と瑠璃光院、そしてその周辺のお寺やパワースポットも魅力が満載でした。


ハート形の窓はインスタ映え必須
1日目 10:00 正寿院



正寿院は、夏に風鈴まつりが行われることから風鈴の寺とも呼ばれる有名スポットです。そんな正寿院ですが、近年は新しくできた客殿にあるハート型の窓が「幸せを呼ぶ窓」としてSNSなどで話題になっています。


正寿院はゆっくりとお寺の説明を聞けるというのが嬉しいポイント。本堂で受付を済ませると、お茶と「福だるま」というお菓子が運ばれてきます。そちらを味わいながら本堂での時間をゆったりと過ごすことができました。


8のつく日は「叶紐」と呼ばれるお守りについている紐を頂けるそうです。叶紐は願いが叶う縁起物で、境内の地蔵堂に結ぶかお守りとして持ち帰ってもよいそうです。地蔵堂にはさまざまな色の叶紐が結ばれていてかわいらしいスポットでした。


本堂から客殿まで歩くと、いよいよ有名なハートの猪目窓「幸せを呼ぶ窓」を見ることができます。こちらの猪目窓は縁結び、恋愛運、金運のご利益が期待できるそうです。


ハートの猪目窓からは四季折々の景色を楽しむことができます。春は新緑、夏は万緑、秋は紅葉、冬は雪景色。今回はハートから浮かび上がるような鮮やかな緑がとても印象的でした。

客殿ではハートの猪目窓だけではなく、花と日本の風景をテーマにした160枚の天井絵も素晴らしかったです。




正寿院は風鈴まつりの時期に行くと、本堂の境内に2000個もの風鈴が吊るされているそうです。夏の風物詩が絵付けされたたくさんの風鈴は目で楽しめると同時に、涼し気な音色が心地よく、日本の夏を感じることができます。




岡崎神社はうさぎと子授けで有名なパワースポット
1日目 13:00 東天王 岡崎神社



岡崎神社は、良縁&縁結び、厄除け、子授け、安産祈願の神社で、至る所にうさぎがいることで有名な神社です。

中でも子授けにご利益があると、日本全国から赤ちゃんを望む多くの夫婦が参拝に訪れます。


狛犬ではなく「狛うさぎ」、招き猫ではなく「招きうさぎ」と、かわいらしいたくさんのうさぎが出迎えてくれます。

そして、ずらりと並んでいる小さなうさぎの正体は、うさぎおみくじです。

うさぎの形の焼き物の中におみくじが入っているなんともユニークなおみくじ。このうさぎは境内に飾って帰られる方もいらっしゃいますが、もちろん持って帰ってもいいそうなので、旅の記念にお部屋に飾ってもかわいいですね。おみくじ以外にも、お守りや絵馬にもうさぎが描かれています。


また境内の手水舎には黒御影石でできた子授けうさぎ像があり、水を掛けてお腹を擦り祈願すると、子宝に恵まれ安産になると言われているそうです。




詩仙堂で日本最古のししおどしに魅了される
1日目 15:00 詩仙堂


紅葉で有名な詩仙堂ですが、緑が美しい万緑の時期に訪れました。


本堂の縁側から眺める中庭がなんとも美しく、落ち着く空間です。


詩仙堂の庭園にある「ししおどし」は、日本最古のししおどしだと言われています。水が満杯になるとその重みでゆっくりと竹筒が下がり、跳ね返ってきた時に「コーン」と心地よい音が響き渡ります。静かな庭園で、時折鳴り響くししおどしの音色を聞いていると日本ならではの風情ある空間を感じることができます。


中庭は下に降りて散策することもできます。中庭には、お地蔵さんがいるスポットが何箇所かあり、ちょこんと可愛らしいその姿に癒されます。そのお地蔵さんを探しながら中庭を散策するのも楽しいですよ。




窓から見える絶景が話題!
2日目 13:00 瑠璃光院



拝観料が2000円と他のお寺に比べると高めですが、広がる景色は格別です。


瑠璃光院にはたくさんの絶景スポットがありますが、なんといってもおすすめは2階の窓から見える景色です。青もみじが黒い写経机に反射して逆さもみじとなり、部屋一面に目にも鮮やかな緑が広がっている素敵な空間でした。


瑠璃光院には、秋にも訪れたことがあります。秋はイチョウの黄色ともみじの赤のグラデーションが何とも美しかったです。季節だけでなく訪れる時間帯によっても様々な表情を見せてくれるに違いありません。


この景色を見に何度でも訪れたい、そう思わせる絶景でした。他にも、1階のお部屋から眺める美しい苔庭園は苔のコントラストが美しく、何だか癒されました。




四季を感じることのできる「色紙の窓」
2日目 15:00 雲龍院


今回の訪問では、人が少なくゆったり過ごすことができました。




一番見たかったのは障子の4つの窓越しに庭の椿・灯籠・楓・松がそれぞれ見えるという「色紙の窓」です。この4つの窓は春夏秋冬を左から表現されているそうです。まるで額縁に入った絵が並んでいるようでした。


色紙の窓以外にも、悟りの窓、迷いの窓などがあり、各部屋の窓を通して見る景色は直接その景色を見るのとは一味違った趣を感じさせてくれるものでした。




旅を終えた感想

2日間でたくさんのスポットを巡りましたが、同じ日でもそれぞれの場所で見られた「緑」は全く違ったものでした。景色を楽しむのももちろんですが、多くの歴史を感じることができるのは京都ならではの魅力です。今回、それぞれのスポットの歴史や特徴を知ることで、より一層旅を満喫することができました。


今回の京都の旅では、この時期にしか見られないたくさんの美しい景色を堪能することができました。またパワースポット心を癒され、とても充実した旅になりました。



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